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医療法人社団樹伸会 いしはた歯科クリニック

歯周病について

公開日:2020/06/01

こんにちは。
久喜市のいしはた歯科クリニックの理事長・石幡一樹です。

今回は、多くの方が気づかないうちに進行してしまう歯周病について、原因や進行の仕組み、そして予防の大切さをお話しします。

歯周病とは

歯周病は、歯周病原性細菌によって引き起こされる感染症です。
細菌が作り出す毒素に対して免疫力が低下したり、細菌の活動が強くなったりすると、歯ぐきや歯を支える歯槽骨(顎の骨)が徐々に破壊されていきます。

日本人の成人の約8〜9割が何らかの歯周病にかかっているといわれ、非常に身近な病気です。

歯肉炎と歯周炎の違い

歯周病は大きく分けて2つの段階があります。

■歯肉炎

歯ぐきのみに炎症が起きている状態で、まだ骨や歯根膜には影響がありません。
この段階なら、正しい歯みがきと歯科でのクリーニングで改善が可能です。

■歯周炎

歯肉炎が進行し、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けはじめた状態です。
歯がぐらつく、出血する、口臭が強くなるなどの症状が出ることがあります。

歯周病と全身の健康との関係

かつては「成人病」とされていた歯周病ですが、現在は生活習慣病の一つとされています。

最近の研究では、歯周病が以下のような全身疾患と関係していることが分かっています。

●糖尿病
●心臓・血管疾患
●肺炎
●骨粗しょう症
●腎炎
●関節炎
●低体重児出産・早産

このように、歯周病はお口の中だけの病気ではなく、全身の健康にも影響を与える感染症なのです。

歯周病が「沈黙の病」と呼ばれる理由

歯周病の厄介な点は、初期症状がほとんどないことです。
歯ぐきの腫れや出血、口臭などが出てくる頃には、すでに中度〜重度の歯周炎に進行していることもあります。

そのため、定期的な歯科健診で早期発見・早期治療を行うことがとても重要です。

いしはた歯科クリニックの歯周病治療

当院では、歯ぐきの検査とレントゲン診査を行い、歯周病の進行度を「健康な状態」と比較しながら分かりやすくご説明します。

治療を成功させるために最も大切なのは、ご自宅でのブラッシング(セルフケア)です
患者さんには、歯ぐきより上の汚れ(プラーク)を日常的に除去していただき、
そのうえで、歯ぐきの中にある汚れは歯科医師や歯科衛生士が専門の器具で除去します。

歯周病の治療は、患者さんと私たち歯科チームの二人三脚の取り組みで行うことが成功の鍵です。

歯周病は予防できます

一度失った骨は基本的に再生しませんが、炎症を抑えることで歯のぐらつきが改善し、
再びしっかり噛めるようになる場合もあります。

歯周病は「予防」が何よりも大切です。
定期的な健診とプロによるクリーニング(PMTC)を受けることで、
健康な歯ぐきを長く保ち、将来の歯の喪失を防ぐことができます

歯周病のご相談は久喜のいしはた歯科クリニックへ

「最近、歯ぐきが腫れている気がする」「歯みがきの時に血が出る」と感じたら、
それは歯周病のサインかもしれません。

久喜市のいしはた歯科クリニックでは、
お一人おひとりの症状に合わせた歯周病治療と、再発を防ぐメインテナンスを行っています。

早めのケアが、将来の健康な歯を守ります。
ぜひお気軽にご相談ください。

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いしはた歯科クリニックは患者さんへの声がけや気遣いを意識した
優しい・相談しやすい・わかりやすい説明をモットーに診療しております。

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