当院に来院された方の健康寿命を伸ばすことに貢献する
当院では、生涯にわたる健康をサポートすることを基本的な理念としています。
私たちは、痛みがなければそれでよいのではなく、より快適な状態を生涯にわたって維持していくためのお手伝いをいたします。
健康寿命を伸ばすためには80歳を越えてもきちんと噛めることが必須となります。
そこで治療計画を提案する際には口全体を一単位と捉え、口全体(1口腔1単位)での最善の治療計画をご提案を行います。
患者さんが気になる部位だけ治療することは一切考えておりません。それは患者さんの為にならないからです。
患者さんとは長いお付き合いになりますので、当院の理念を知っていただいた上で治療を受けていただきたいと考えております。そのため、当院の理念をご理解している方、自身の歯をなるべく大事にしたい方、歯科に繰り返し通院したくない方、生涯しっかり噛んで食事を楽しみたい方にいらしていただきたいと思っております。痛かったり、詰め物が外れた時にだけ歯科医院に行くことは結果として歯を失い、歯で苦労することになり、絶対に患者さんの為になりません。
ミッション
当院に来院された患者さんの再治療をなるべく減らし、生涯両奥歯でしっかりと噛めるようにする
そのためには
- ご自身のリスクの傾向を把握する→唾液検査(1000円(税抜))
- 定期健診を受診する→虫歯や歯周病の進行で最小限でくい止める
- 口の中を清潔に保ち、歯肉の炎症や虫歯の再発が起きにくい材質を用いて治療する→セラミックや金歯
- 歯に悪影響を与える噛み方の癖や様々な悪癖を指導し、改善する
- 歯周病を安定した状態に保つ
このために大切にしていること
- 患者さんとのコミュニケーションを重視
- きちんとしたカウンセリング
- 一人一人のニーズにあった最適な治療をご提案
- 問題部位だけでなく、口全体(1口腔1単位)での最善の治療計画をご提案
- 残った歯に負担をかけないよう治療する→インプラント治療
一人ひとりの患者さんのために
私たちの願いは、一人ひとりの患者さんに、歯を大切にし、健康で楽しい生活を送っていただくことです。
歯科医療を通じて患者さんの健康生活をサポートすることが私たちの務めだと考えております。
ですから一つ一つ患者さんと相談しながら治療を進めていきます。
1つの症状に対して色々な治療方法がありますので、私たちは歯の専門家として患者さんに必要と思われる治療方法をご提案いたします。しかし、それは決して私たちの意見を押し付けることではありません。
価値観やライフスタイル、あるいは経済状況などは一人ひとり異なりますので、メリット・デメリットをご説明した上で、患者さんご自身で選んでいただいております。
そして、患者さんに選択していただいた以上は、私たちは最大限の努力を惜しみません。
ご自身のリスクを知っていただくために当院では唾液検査を基本的に全患者さんに行っております。
皆様に行っていただけるよう1000円(税抜)という破格の値段で検査を行い、患者さん自身が自分の口のリスクを知り、なおかつ自身の口の中に興味を持っていただきたいと考えております。
保険診療と自費診療の違いについて
歯科治療の誤解として医科では保険診療で十分な治療が行えます。同様に歯科でも保険で十分な治療が出来るとほぼすべての患者さんが考えております。しかし、歯科の場合保険診療では材料が制約され、とりあえず痛みを取ることはできますが、最低限噛める治療しかできませんし、良い状態を長期間保つことは困難です。生活保護の方が受けられる最低限度の治療が歯科の保険治療になります。保険治療では快適性・審美性・健康面・良好な状態が長持ちすることは考慮されておりません。ちなみに海外では歯科は自費診療になります。わかりやすく書くと保険治療=制限治療で自費診療=世界の標準治療と考えて下さい。
例えば入れ歯であれば保険診療では自費診療に比較して材料が制限され、違和感が少なくかつ長持ちし、よく噛めるものを作ることは不可能です。
また詰め物や被せ物に関しては戦後の材料難の時代からパラジウムという金属を約75年ずっと使っているという側面があります。これだけ時代が移っているのに詰め物や被せ物の材料は変化していないというのは異常だと思いませんか?
なおパラジウム合金や銀合金等の金属が、歯科材料で使用されているのは、先進国では日本だけでドイツなどの医療先進国では、パラジウム合金が体に与える悪影響を考慮し、すでに使用されていません。
改めて書きますが、保険診療は最低限の機能を回復させる治療であって、良い状態で口の健康を長持ちさせるものではないということを
きちんと理解していただきたいのです。それを解決するのが自費診療なのです。
日本の歯科治療の実に7割がやり直しの治療であることは保険診療がメインになっていることと因果関係が深いと思います。

- 保険診療=制限治療
- 国の定めた範囲の中での治療方法と決められた材料、決められた薬を使用して治療を行います。
保険診療の概念としては「国民皆保険」つまり国民の皆さんが平等に受けられる最低限度の機能面だけの回復を目的とした治療になります。
- 自費診療=制限がなく、理想的な治療が可能
- 治療方法や、使用する材料に定められた制限がなく、「生活する上での最低限の機能面までの治療」ではなく、噛み心地や審美性、再発リスクの低さを追及した材料などでの治療が可能です。
歯科医療においては、自費診療とは歯科医師にとって自分の技術と知識、経験をフルに発揮できる治療であり、多くの歯科医師は常にセミナーや専門的な技術習得コースや勉強をすることで自由診療をお選びいただく患者さまに最高のパフォーマンスを行なえます。
保険の詰め物・被せ物(銀歯)
汚れ(プラーク)がつきやすい、適合が良くない
虫歯の再発や歯茎の炎症が起こりやすい
5年程度もつ
自費の詰め物・被せ物(セラミック・金歯)
汚れ(プラーク)がつきにくい、適合が良い
虫歯の再発や歯茎の炎症が起きにくい
10年もしくはそれ以上もつ
保険の入れ歯
違和感多い、壊れやすい、
きちんと噛みにくい
3、4年で8割程度が作り直し
自費の入れ歯
違和感少ない、壊れにくい、
きちんと噛みやすい
10年程度までは使用可能
保険診療でも長持ちしている患者さんもいらっしゃいますが、多くは5年程度でやり直しになりやすいです。
日本の歯科治療の実に7割がやり直しに治療と言われますが、当院では出来る限り適切な材料を用いることで患者さんのお口の中を清潔に保ち、健康を保つことにも寄与していきたいと考えております。
神経をとってしまった歯は神経のある歯と比較して、圧倒的に割れたり、ひびが入りやすくなります。
ですので当院では神経を出来る限り取らずに済むように虫歯の深いケースでは特にセラミックによる治療を推奨しております。
セラミックのようにつるつるしていて口の中の清潔に保ちやすい材質を使用することで
長い目で見るとお口の健康ひいては全身の健康を保ちやすくなります。
実際当院では銀歯をセラミックにやり替えることで口の中の違和感が改善したとか、口の中がすっきりしたとか、人前で口をあけて私は笑えるようになったとか、手の痒みが改善したという喜びと感謝の声を多数頂いております。
歯の価値について真剣に考えましょう!
患者さんに是非一度自分自身の歯の価値について考えていただきたいのです。
通常親知らずを除いて口の中には28本の歯があります。もしこれがインプラントだとしたらいくらになるでしょう?インプラントは1本40万円程度しますので、なんと口の中には1120万円分以上の価値のあるものがあることになります。
なぜなら歯はインプラントよりも優れているからです。臓器に値段をつけることはすべきではありませんが、少なくとも自分の歯は40万円より価値のあるものであるわけです。
ちなみに私は自分の歯には100万円以上の価値があると考えております。歯はそれだけの価値のがある者なのです。不本意にも歯を失った患者さんには歯を失ったという事実についてきちんと向き合って考えていただきたいのです。たまに患者さんから歯に10万円もかけられないよとか言われますが、そういう言葉を聞くと愕然とします。
食べることは人間の三大欲の一つで生きていくためにきちんと噛めることは必要不可欠です。
歯に!おっしゃる方はきっと自身の健康を保つことに興味がないのかなと考えざるをえません。
価値観の問題なのでこれ以上は言えませんが、仮に歯を沢山喪失した方は歯の健康な方と同程度にきちんと噛める用にするためには車一台分くらいの金額がかかっても仕方がないと考えて下さい。
それくらい真剣に私は歯科医という仕事に誇りを持って真剣に取り組んでおります。
また状態が良くなっても定期健診を受診することは必要不可欠です。人間ドックを受ける方は多数いらっしゃると思いますが、あれは全身の健診を受けて問題のないことを確認するために受診するはずです。そして万が一何か問題があればすぐに治療を受けるはずです。歯科の健診も同様です。虫歯や歯周病の問題がないことを確認し、
もし、問題があれば最小限に食い止めることが必要なわけです。当院に来院される患者さんには是非私の想いを理解し、自身の歯を大事にしたい、口の中の健康を重要視する方に集まっていただきたいと願っております!!