令和6年度報酬改定における当医院の施設基準について
令和6年6月1日より診療報酬が改定されることに伴い、当院では以下の施設基準を取得しております。
- 歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準
患者さんに使用する医療機器等に対し、患者毎、処置毎の交換や、洗浄·滅菌等、充分な感染防止対策を行うなど歯科医療環境の整備を行っています。定期的に歯科外来における院内感染防止対策(標準予防策及び新興感染症に対する対策含)研修を受講し、院内での研修も実施しております。 - 医療情報取得加算
オンライン資格確認システムを利用して、
診療情報・薬剤情報を取得したうえで診療を行います。 - 医療DX推進体制整備加算(医療DX)
当院ではオンライン資格確認システム、電子処方箋等のデータを通じ患者様の診療情報、薬剤情報等を取得し、調剤、服薬指導を行う際に該当情報を活用しています。
今後、電子処方箋および電子カルテの体制を整備する予定です。 - 歯科外来診療医療安全対策1(外安全1)
当院には、医療安全対策に関する研修を受けた歯科医師及び医療安全管理者を配置、自動体外式除細動器(AED)を保有し、緊急時の対応及び医療安全について十分な体制を整備しています。 - 歯科外来診療感染対策加算1(外感染1)
歯科の特性に配慮した総合的な歯科医療環境の整備を行っており、院内感染防止対策に係る研修を受けた者を配置しています。診療中の状態急変への対応を円滑に行うため、医科保険医療機関と事前に連帯体制を整えています。 - 口腔管理体制強化加算(口管強)
歯科疾患の重症化予防に関する継続管理(小児の口腔機能管理を含む)を行なっています。そのため、心身の特性、および緊急時対応等に係る研修を終了し、う蝕や歯周病の重症化予防に関する継続管理の実績があり、自治体の実施する歯科保険事業に協力を行っています - 歯科訪問診療料の注15に規定する基準(歯訪診)
在宅で療養している患者さんへの診療を行っています - 歯科治療時医療管理料(医管)
高血圧や糖尿病などの疾患をお持ちの患者さまの歯科治療にあたり、医科の主治医や病院と連携し、モニタリング等、全身的な管理体制をとることができます。 - 有床義歯咀嚼機能検査、咀嚼能力検査及び咬合圧検査に関する施設基準(咀嚼能力)
義歯(入れ歯)装着時の下顎運動、咀嚼能力または咬合圧を測定するために、歯科用下顎運動測定器、咀嚼能率測定用のグルコース分析装置または歯科用咬合力計を備えています - 歯科口腔リハビリテーション2(歯リハ2)
当院は、歯科口腔リハビリテーション2の基準を満たしています。そのため、顎関節症の患者様に、顎関節治療用装置を製作し、指導や訓練が可能です。 - 歯科外来・在宅ベースアップ評価料(歯外在ベⅠ)
歯科衛生士等の賃上げを実施し良質な医療提供を続ける取り組みをしております。 - CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
当院では、CAD/CAM(コンピューター支援設計・製造ユニット)を用いて、高品質な冠(被せ物)やインレー(詰め物)の作製・提供を行っています。 - クラウン・ブリッジ維持管理料
当院では、装着したクラウン(被せ物)やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。 - 外来後発医薬品使用体制加算
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでいます - 一般名処方加算
医薬品の供給状況などを踏まえ、患者様に医薬品が行き渡りますよう、医薬品の一般名処方に取り組んでいます。