親知らずの抜歯
当院では、患者様のご要望に合わせて親知らずの医療を進めさせていただきます。
- 親知らずの治療を相談したい
- 親知らずを抜歯したい
- 他の病院で親すらずを抜けないと言われた
- 大学病院を紹介されたが通院する時間がない
- 2本から4本まとめて抜歯したい
- 抜歯する時間が長いのが怖い
- お口を長く開けるのがつらい
- 全身的にお病気があり、抜歯できるか不安
かかりつけの歯医者さんで親知らずを抜歯するメリットとは?
- ①患者様のご要望に合わせやすい抜歯のプランをご提案できます
- 大学病院などの大きな病院だと初回の待ち時間が1時間以上であり、さらに初回は抜歯をせずに1-2か月待ちであるこが多いです。
当院では、当日に抜歯、2~4本同時に抜歯など、患者様のご予定にできるだけ寄り添い処置を行うことができます。
- ②口腔外科に精通した衛生士による口腔ケア
- 抜歯した後は、数か月は食べ物が詰まり、お掃除が難しくなります。
当院では、抜歯後、衛生士のお掃除、また抜歯したところの歯磨きの指導をさせていただきます。それにより、お口の清潔や感染予防につながります。
- ③親知らずの抜歯をした後の長期的なアフターフォロー
- 大きな病院では、抜歯をしたら術後1か月以内に口腔外科の診療は終わりとなり、
かかりつけの歯医者に患者様をお返しすることがほとんど。
当院では、口腔外科専属のDrが常勤でいるため、抜歯後の長期的なフォロー、そして抜歯後にご心配なことがあっても迅速に対応することが可能です。
また抜歯後1年後に画像検査などを行い、抜歯後の評価もしっかりさせていただきます。
※画像検査代は保険診療で約5000円頂戴いたします。
親知らずの治療の流れ
- ①画像診断、抜歯について説明など
- 当院ではパノラマX線写真以外にもCT検査も行い、精査・診査をさせていただき、患者様にあった抜歯をご提案させていただきます。
※画像検査は保険診療で約5000円頂戴しております。
〜親知らずの抜歯〜
- ②表面麻酔
- 注射麻酔の痛みを和らげるため、表面麻酔を当院はしております。
- ③局所麻酔、伝達麻酔
- 麻酔の痛みを和らげるため、麻酔液をゆっくり注入していきます。
親知らずの麻酔では、下唇、舌、頬、顎も麻酔が効いてきます。
- ④歯茎の切開
- 歯茎に埋まっている親知らずを確認するため、隣の歯の歯茎から歯茎を切り、そこから歯茎をめくります。
※画像は準備中です。
- ⑤歯冠分割、歯根分割
- 親知らずは斜めに生えていることが多く、隣の歯に引っかかっています。
そのため、親知らずを適宜分割して隙間を作っていき抜歯をいたします。※画像は準備中です。
- ⑥親知らずの抜歯
- 抜歯をします。
※画像は準備中です。
- ⑦縫合、止血
- 開いた歯茎をもとに戻すため、血餅を維持するため、糸で縫合します。
※画像は準備中です。
患者様からの質問
- 抜歯しているときは痛いですか?
- しっかり麻酔をするため抜歯中に痛みが出ることはほとんどありませんが、抜歯中に痛みがあれば追加で麻酔をします。痛みがある状態で抜歯をすることはないので、安心してください。
- 親知らずを抜歯した後は痛みますか?
- 抜歯したあとは、必ず痛みが出ます。
1-2週間は痛みを伴います。
術後の痛みの種類は、①抜歯をしたところの痛み②顎の筋肉の痛み(顎関節症)③隣の歯の痛み(知覚過敏、咬合性外傷)④頬側のしこり(硬結)などがあります。
術後の痛みは痛み止めを処方し経過をみます。
- 親知らずを抜歯した後は腫れますか?
- 抜歯後は必ず腫れます。
3日をピークに1-2週間で落ち着きます。
- 抜歯したあとすぐ仕事や旅行ができますか?
- 抜歯当日から仕事などはできます。
しかし、術後痛みと腫れは1-2週間のため、旅行や出張などの大事な行事は抜歯後1-2週間は控えることをおすすめ致します。
- 帰宅後に出血したらどうすればいいですか?
- 抜歯後2.3日は滲む血はお口から出てきます。
ガーゼをお渡しするので、20-30分噛んでいただければほとんどの場合は止血します。
しかし、止まらない場合はご連絡ください。
また抜歯した穴に血のかさぶたを作りたいため、血が出たからといって、頻回にうがいをすることは控えてください。
上記以外も注意事項はあります。
当院受診時に説明をさせていただきますのでご安心ください。
当院では難易度の高い親知らずの抜歯も対応しております
レントゲン写真のように、親知らずと神経の管が近い、重なっているケースも対応しております。
- 他院で抜けないと断られた
- 大学病院を紹介された
などあれば是非当院にご相談ください。
口腔外科で経験を積み、口腔外科学会の資格を有するDrが在籍しております。
当院には口腔外科専属の常勤Drが在籍しております。
そのため、抜歯後の急な痛みやご不安なことを早急に解決することができ、長期間に抜歯したところの経過をみることができます。
痛みにも配慮した麻酔方法を行なっております
注射麻酔の前に表面麻酔を行い、麻酔針の刺入時の痛みを緩和するように心がけております。
1度に2〜4本の抜歯も承ります
他院では通常行うことができない1度複数の親知らず抜歯をさせていただいております。
1度に4本抜歯は通常1時間以内に処置が終わるので、時間がかかることがなく抜歯することができます。
スピーディーな抜歯
抜歯のほとんどのケースは抜歯開始から30分以内に終わります。
処置中はお口を休ませる時間もあります。
できる限り患者さんに配慮しながら処置を行います。
当院ではコラーゲン製抜歯創用保護材『テルプラグ』を使用しております。
- 抜歯した穴にテルプラグを入れることで治癒を促進し、歯茎の形態もできるだけ損なわないようにすることができます。
- そのため、痛みが長期間続かないようになり、腫れにくくなります。
- 方法は抜歯時にテルプラグを穴にいれるだけですので、処置も簡便です。
- アテロコラーゲンというコラーゲンを原料としているため、経過とともに吸収していきます。そのため、取り出す処置も必要ありません。
当院では年間500個以上を使用して、良好な治療効果をあげております。
親知らずの抜歯 2回法(コロネクトミー)
画像検査により、1回で親知らずをすべて抜くと、神経損傷に伴い知覚鈍麻を引き起こす確率が高い場合、2回に分けて抜歯を行うことがあります。
《方法》
①親知らずの頭だけを抜いて一度手術を終了します。
(意図的に親知らずの根を残したままにします)
②約半年以上期間を空けると、歯茎の中に残っている根っこが少しずつ前方に移動して神経から離れていきます。
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そのため、神経の損傷による痺れのリスクを小さくすることができます。
③1回目で残した親知らずの根を抜歯します。
※1回目の手術は保険診療ですが、2回目の手術は自費診療(27500円)になります。
半年ほど経過すると残した根が前方に移動し、神経から離れます。
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神経を傷つけるリスクが少なくなります。