久喜市 いしはた歯科クリニック|バクテリアセラピーとは?

バクテリアセラピーとは?

ヨーロッパで新しく誕生した予防医学。
もともとヒトの身体に住んでいる優れた善玉菌を摂取することで体の中の菌のバランスを良好にしたい室を変えていくといった細菌療法のこと。
世界63カ国の地域と医療機関に導入されています。当院、いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹は、バイオガイアジャパンでのバクテリアセラピー認定医コースを修了しました。バクテリアセラピーは、副作用など体に害を与えることは無く、歯科治療やメンテナンスに加えて、善玉菌(L.ロイテリ菌DSM17938株)を摂取して頂くだけで、お口や体全体が健康になっていきます。

L.ロイテリ菌とは?

ヒトの母乳・口腔由来の乳酸菌です。

バクテリア

L.ロイテリ菌は天然の抗菌物質を作り出すと同時に、免疫の調整に働きかけ様々な疾患の予防や治療を助けてくれます。
菌のタイプは大きく分けると3種類あり、

①体に良い「善玉菌」
②体に有害な「悪玉菌」
③普段はどちらでもないが、体が弱ると有害になったりする「日和見菌」

この3種類のバランスを良いバランスで保つことが大切です。
「善玉菌」が良いバランスで多く住んでいる環境だと「悪玉菌」(病原菌)は増えにくくなります。
「悪玉菌」がなくなることはありませんが、「善玉菌」の優勢な口腔内環境にすることは大切です。

※お口は「見える内臓」であり、外部から空気や食べ物を取り込む大切な「第一の入り口」です。生涯に渡って健康の入り口はお口でもあります。

バクテリアセラピーで期待できること

①虫歯の原因菌を減らします。
2週間の連続摂取で、虫歯の病原菌が約80%も減少。

②歯周病の原因菌を減らします。
歯科医院での専門的な治療(SRP)との組み合わせで効果は倍増します。
歯周病菌が約90%減少したというデータも。

SRPとは~スケーリングとルートプレーニング

スケーリング(scaling)

スケーラーと呼ばれる器具を使用して、主に歯の表面の歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去する処置をスケーリングと言います。

ルートプレーニング(root planing)

歯周ポケット内部の歯石や歯根表面の汚れ付着したセメント質を除去し、歯の根(root)を硬く滑らかに(planeに)する処置をルートプレーニングと言います。

③胃のピロリ菌を減らします。
臨床データによると30日摂取後、胃炎の症状などが軽減し約60%の方のピロリ菌が消滅しました。

④アレルギー症状を軽減
アトピー性皮膚炎の湿疹の表面積・かゆみ、花粉症の症状が軽減します。1年で約50%湿疹面積減少。

⑤口臭を減らします。
1週間ほどの摂取で、起床時のお口の不快感(べたべた感など)が軽減し、口臭が気にならなくなったと実感されています。

⑥便秘・下痢の方の便通を整えます。
便の量が増えた、臭いが減ったなどの感想をいただいております。

バクテリアセラピーにより、治療の繰り返しがなくなる事が期待できますが、歯垢・歯石・着色などが付着しなくなるわけではありません。定期健診やクリーニング(PMTC)と合わせて行う事で、相乗効果が期待できます。
© 2012 医療法人社団 樹伸会 いしはた歯科クリニック

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