外科処置について
- 矯正治療に伴う、埋伏歯の開窓・牽引
- 良性腫瘍(脂肪腫、線維腫など)
※病理検査も同時に行います - 下唇の出来物などの粘膜疾患
- 上唇小帯、舌小帯切除
- 顎の腫れ
- 外傷
上記以外にも局所麻酔で可能な処置は行っております。
ぜひご相談ください。
含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)
歯が発生する組織の上皮からできる、膿の袋状のものをいいます。
よく親知らずの頭の先にできていることが多く、頭を球体のようなもので囲んでいます。症状がないまま経過し、エックス線写真撮影で偶然に発見される場合が多くみられますが、放置しておくと、嚢胞が周りの骨を吸収したり、隣の奥歯に影響を及ぼすことがあります。
また癌化する可能性もあるといわれています。
→親知らずの頭を囲んでいる膿の袋があります
治療方法は?
①原因の歯の抜歯と嚢胞を摘出します。
②摘出した嚢胞は病理検査を行い、本当に嚢胞かどうかをさらに調べます。
(摘出した嚢胞は病理検査をして確定診断の参考にします。)
病理検査とは?
・手術により取った『抜歯したところの汚れ』や、『お口の中の出来物』を顕微鏡の検査をして、その病気が何かをさらに調べる検査です。
・病理検査は保険診療にて治療をすることができるため、安心して検査を受けることができます。
なぜ病理検査をしないといけないか?
・他の歯科医院だと『抜歯したところの汚れ』や『お口の中の出来物』を病理検査に依頼せずに破棄してしまうことがほとんどです。そのため、実際のお病気の種類や名前はわからないままです。
・非常に稀ですが、悪性のお病気を見逃されてしまうこともあります。
・取らさせていただいたお病気に確定診断がつくことによって、今後正しい治療や患者様のお病気に対する理解が深まります。
・当院では神奈川歯科大学副病院長 槻木恵一先生に病理検査を依頼させていただいております
骨隆起
お口の周りの骨が盛り上がり、コブのように歯茎が出っ張ったものです。
症状がない人、本人が気づいてないこともあります。
原因は?
食いしばりや歯ぎしりが原因で骨が太っていき、骨隆起ができると言われています。
どのようになったら骨隆起を切除したほうがいい?
- 入れ歯を作らさせていただく上で骨隆起が邪魔になってしまうケース
- 食べ物や歯ブラシなどで傷になって口内炎になってしまうケース
- 喋りづらい、食事がしづらい、気になって仕方がないなど、患者さんが生活してる上で不自由に感じているケース
上記にてお困りの方、ぜひご相談ください。
※診断時に画像検査(パノラマX線写真、CT写真)を行います。(保険診療:約5000円)
※骨隆起の大きさによっては別途技術料をいただくことがあります。
矯正治療に伴う、埋伏歯の開窓・牽引
矯正治療で歯茎に埋まっている歯を動かすため、歯茎を切って、埋まっている歯を歯茎の外に露出する処置です。

Case2 埋状歯の抜歯