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医療法人社団樹伸会 いしはた歯科クリニック

インプラントのメインテナンスと食べやすさ

公開日:2020/05/27

こんにちは。
久喜市のいしはた歯科クリニックの理事長石幡一樹です。

今回は、インプラントの「噛む力(咀嚼能力)」と「食べやすさ」、そして治療後の「メインテナンス」についてお話しします。

入れ歯とインプラント、食事の違い

インプラント治療と入れ歯治療では、食事のしやすさや味覚に違いが出ることがあります。

■入れ歯の噛む力は弱い傾向に

入れ歯は、歯ぐきの粘膜や吸着の力で支えるため、天然歯に比べて噛む力が弱くなります。
特にガムやお餅のような粘着性のある食べ物は、入れ歯が外れてしまう原因になることも。
硬い食べ物を噛むのも難しいため、食事に制限を感じる方が少なくありません。

一方で、インプラントはあごの骨に直接固定するため、しっかりとした咀嚼力が得られます。
天然歯に近い力で噛めるため、食事を「しっかり味わう」ことができるのです。

インプラントの咀嚼圧と安定性

人間の天然歯の咀嚼圧(噛む力)は、約50〜90kgに達するといわれています。
入れ歯やブリッジではこの力を十分に発揮できませんが、インプラントは天然歯とほぼ同等の咀嚼圧を持ちます。

さらに、入れ歯やブリッジが「粘膜や隣の歯」を支えにしているのに対し、インプラントはあごの骨を土台としているため、非常に安定しています。
長期間使用してもズレにくく、違和感が少ないのも特徴です。

違和感の少ない快適な装着感

インプラントは口の中での異物感が少なく、不快感をほとんど感じません。
入れ歯のように動くことがないため、自然に会話したり笑ったりできます。

また、しっかり噛めることで咀嚼筋の衰えを防ぎ、飲み込む力(嚥下機能)の低下も抑えられます。
そのため、食べる喜びを取り戻し、健康的な生活を維持することができます。

味覚への影響

味を感じる細胞である「味蕾(みらい)」は、主に舌や上あごの粘膜にあります。
総入れ歯の場合、この粘膜を覆ってしまうため、味を感じにくくなることがあります
インプラントでは上あごを覆わないため、味覚が損なわれにくく、自然な食事を楽しむことができます。

治療後のメインテナンス

インプラントも入れ歯も、「装着したら終わり」ではありません。
どちらも長く快適に使うためには、定期的なメインテナンスが欠かせません。

① 噛み合わせのチェック

入れ歯の人工歯はすり減りやすく、噛み合わせがずれることがあります。
そのため、装着後は1週間単位での微調整が必要になることもあります。

② 適合の確認

入れ歯は粘膜との適合を、インプラントは骨との結合を確認します。
半年〜1年に一度のチェックで、問題がないかを確かめます。

③ 汚れ・炎症の予防

保険の入れ歯は汚れが付きやすく、細菌感染のリスクがあります。
一方、インプラントでも清掃が不十分だと「インプラント周囲炎」という炎症を起こすことがあります。
そのため、**歯科医院での定期的なクリーニング(PMTC)**が重要です。

インプラントで快適な人生を

インプラント治療は、歯を失った後の生活の質(QOL)を大きく向上させます。
入れ歯よりも自然な感覚で食事や会話ができるため、より自分らしい生活を取り戻すことが可能です。

歯を失って「噛みにくい」「違和感がある」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
久喜市のいしはた歯科クリニックでは、最新のインプラント治療を通じて、皆さまの健康な笑顔をサポートいたします。

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優しい・相談しやすい・わかりやすい説明をモットーに診療しております。

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