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医療法人社団樹伸会 いしはた歯科クリニック

保険の入れ歯で本当に十分?選び方や自費が良い理由も解説

公開日:2022/06/29

理事長 石幡 一樹
KAZUKI.ISHIHATA

「入れ歯は保険で作れるもので本当に十分かな?」

「保険と自費で入れ歯の機能はどう違うのだろう」

入れ歯を作製するとなった際、このような疑問を抱かれる人も多いのではないでしょうか。

 

一言で入れ歯と言っても様々な種類があり、どの入れ歯で作製するか悩むポイントとして、まず “ 保険か自費か “があると思います。

 

患者様によって口腔内の状況は異なるので全ての症例に当てはまる訳ではありませんが、保険より自費で作製する入れ歯のほうが断然おすすめです。

 

この記事では、なぜ保険の入れ歯ではなく自費の入れ歯がおすすめなのか、実際に保険の入れ歯を使用した人が挙げているお悩みや、それぞれの入れ歯の特徴などを踏まえて解説しています。

 

この記事を読むことで、保険と自費の入れ歯の違いを把握でき、ご自身に合った入れ歯を作製するためのポイントを理解することができるでしょう。

 

入れ歯の作製について保険か自費かで悩まれている方や、保険の入れ歯を使っていて悩みが生じている方は、今回の記事をぜひ参考にしていただきたいと思います。

 

保険の入れ歯で十分な満足が得られていない例

保険の入れ歯を実際に使っている方で、どのような悩みが多いのでしょうか。

今回は実際にツイッター上で挙げられているお悩みを下記にピックアップしてご紹介します。

引用:Twitter

 

この方は、保険で部分入れ歯を作製して使用したところ、痛みを感じて食事がしにくいとのことでした。

 

引用:Twitter

この方は、保険の部分入れ歯を作製したものの、あまり噛めないので付け忘れたりしてしまっているとのこと。

引用:Twitter

この方は、お母様が保険の入れ歯をするようになり、見た目が変わってしまったとのこと。

 

このようにツイッター上では、保険で作製する入れ歯を使用したことで「痛みを感じる」「うまく噛めない」「違和感がある」などのお悩みが多く挙げられていました

 

当然、保険の入れ歯を使用していても何も不具合なく過ごせる方もいらっしゃいます。

しかし、痛みや噛めないなどの不具合があると日常生活に支障をきたしてしまう恐れもあるので、入れ歯を作製する前の段階で自分に合った入れ歯を選択できていることが大切ですよね。

では、どのように入れ歯を選んだらよいのでしょうか。

次で解説していきます。

 

入れ歯の選び方

入れ歯選びで多くの方が最初に悩む点として、保険か自費どちらで作製するかという点があります。

入れ歯を保険で作製するか自費で作製するか選ぶためには、それぞれのメリット・デメリットや費用を把握してから考えることが大切です。

それぞれ具体的に解説します。

 

保険入れ歯の特徴

保険の入れ歯は、材料と作り方が健康保険で定められているものに限定されています。

材料はプラスチックのみ使用可能です。

プラスチックで作製するため入れ歯に厚みがあり、噛むことはできますが熱が伝わりにくいという特徴があります。

次に保険入れ歯のメリット・デメリットについて、代表的なものを一部ピックアップしてご紹介いたします。

保険入れ歯のメリット

保険の入れ歯には、主に下記のメリットがあります。

  • 費用が安い
  • 作製にかかる期間が短い

自費の入れ歯と比較して費用をおさえて作製ができ、入れ歯が出来上がるまでの期間も短いため、このような点は大きなメリットと言えるでしょう。

 

保険入れ歯のデメリット

保険で作製する入れ歯の主なデメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 上手く噛めない
  • 噛むときに痛みが出る
  • 口に入れたときの違和感が強い

全ての方にあてはまるわけではありませんが、保険の入れ歯を使用した場合、上記のようなデメリットが生じる可能性があります。

特に「上手く噛めない」「噛むときに痛みが出る」というお悩みは多く、食事が苦痛になることから健康状態に悪影響が出てしまうケースも少なくありません。

保険の入れ歯は、材料と作り方が健康保険で定められているものに限定されているため、患者様のお口の状況に合わせて、最適なものを作製することが難しいのです。

その結果、「上手く噛めない」「噛むときに痛い」などの不具合が生じやすくなっています

 

保険入れ歯の費用相場

部分入れ歯の場合3割負担で作製すると、一つ3,000円〜15,000円前後が相場となります。

値段の幅にかなり開きがある理由は、入れ歯の大きさによって費用が大きく異なるからです。

失った歯を2本だけカバーする場合と、7本カバーする場合とでは、値段が大きく異なると考えると理解しやすいのではないでしょうか。

一方、総入れ歯の場合は3割負担で作製すると、一つ10,000円前後が相場となります。

 

次に自費の入れ歯について解説していきます。

 

自費入れ歯の特徴

自費の入れ歯は、保険の入れ歯と違って材料や作り方に制限がありません。

そのため、患者様の口内に合わせて適切な材料を使用し、オーダーメイドで入れ歯を作製できるという特徴があります。

自費入れ歯のメリット

自費の入れ歯では、保険の入れ歯のデメリットを解消するようなメリットが多くあります。

  • 口に入れたときの違和感が少ない
  • 痛みが出ることがなく、しっかり噛むことができる
  • 入れ歯が外れにくく、見た目も良い

自費の入れ歯は、材料や作り方に制限がないため、金属やシリコン・インプラントを用いた入れ歯など、患者様の口内に合わせて様々な治療が可能です。

保険の入れ歯ではプラスチックしか使用できず、壊れないようにするために分厚く作製する必要があります。

これが口に入れたとき違和感が出る大きな原因ですが、自費の入れ歯であれば金属やシリコンなど他の適した材料を使用できるため、薄く丈夫な入れ歯を作製できるのです。

そのため、口に入れたときの違和感が少なく、同じ入れ歯でもしっかり噛むことができます

自費入れ歯のデメリット

自費で作製する入れ歯のデメリットは、「費用が高い」という点でしょう。

保険と比較して自費で作製する入れ歯は、種類によっては保険の入れ歯の10倍費用がかかるケースも少なくありません。

この費用面が大きな問題で、保険の入れ歯を選ぶ方も多いでしょう。

このあと、このデメリットを解消する方法もご紹介していきます。

 

自費入れ歯の費用相場

部分入れ歯の場合、15万円〜50万円前後が費用相場です。

自費の場合も費用の幅に開きがあります。この理由は、歯科医院によって料金設定が異なる点と入れ歯で使用する材料によっても費用が異なるからです。

部分入れ歯でも材料によっては、100万円を超える入れ歯もあるため注意しましょう。

総入れ歯の場合は、20万円〜200万円前後が費用相場です。

 

この他、入れ歯の種類や費用・特徴については、当院HP入れ歯作製・調整のページで解説しているので、より詳しく知りたいという方はぜひご確認ください。

 

自費の入れ歯を選ぶべき理由

なぜ、自費で作製する入れ歯のほうがおすすめかというと、お口だけでなく全身の健康を維持するためにも、自費の入れ歯のほうが自信を持っておすすめできるからです。

何らかの理由で歯を失いブリッジができず入れ歯の治療を検討する場合は、当院では保険ではなく自費で作製する入れ歯をおすすめするようにしています。

 

だからと言って保険で作製する入れ歯を軽視しているわけではありません。

しかし、保険の入れ歯を使用する場合、健康において様々なリスクがあることから、自費のほうが良いと判断しているのです。

 

具体的にリスクについて一つ説明すると、まず保険の入れ歯ではしっかり噛めないという問題が生じることが多いです。

しっかり噛めない問題が生じると、食事で噛むことが苦痛となり栄養が十分に摂れなくなってしまうリスクがあります。

栄養が十分に摂れなくなると、低血糖により意識障害が出てしまったり、ビタミンが十分に摂れないことから免疫力が下がり、肺炎や感染症にかかってしまうリスクが高まってしまうのです。

 

このように、入れ歯は全身の健康にも大きな影響を及ぼすため、患者様の口内に合わせて作製できる自費の入れ歯をおすすめしているのです。

 

また、保険の義歯は3~4年で8割以上が作り直しというデータが東京医科歯科大学病院の義歯外来であります。金属のばねをひっかけている歯が駄目になるか、入れ歯が壊れて作り直しになるようです。

自分の歯をなるべく大切にしたい、これ以上歯を失いたくない方は保険の入れ歯を選択するべきではありません。

保険の入れ歯はきちんと歯がある方の20~30%程度しか噛めないというデータもあります。

きちんと奥歯で噛めることは健康寿命を延ばすことに直結するので非常に重要です。

長期間きちんと奥歯で噛めるように自費入れ歯かインプラントでの治療をお勧め致します。

 

ただ、自費の入れ歯を作製したいと思っても、費用の問題から踏み切れないという方も多いでしょう。

次に、この自費の入れ歯について、費用面に関するデメリットを解消する方法をご紹介します。

 

自費入れ歯の費用面に関するデメリットを解消する方法

自費入れ歯の費用面に関するデメリットを解消する方法とは、医療費控除の活用です。

医療費控除とは、一年間に医療費を支払った額が一定の金額を超えた場合に、その年の所得税が安くなるという制度です。

この制度は、基準を満たしていれば申請をすることで誰でも活用ができます。

個人だけでなく、その個人と生計を共にする家族も医療費控除の対象となるので、ぜひ活用していただきたい制度です。

医療費控除については、当院HP「医療費控除」のページで解説しているので、気になる方はぜひご確認ください。

 

他にも自費診療を取り扱っている歯科医院であれば、クレジットカード払いやデンタルローンを利用できるところも多いです。

一括では難しくても、分割であれば検討できるという方は、支払い方法について治療を受ける歯科医院に相談してみるのもおすすめです。

 

当院では、クレジットカード払いやデンタルローンのご利用がいただけます

自費診療の入れ歯を検討されていて、クレジットカード払いやデンタルローンを利用したいと考えられている方は、お気軽にご相談にいらしてください。

 

まとめ

保険の入れ歯でも十分機能するケースもあれば、保険の入れ歯ならではの問題で口だけでなく全身の健康に悪影響が出てしまうケースもあります。

 

保険の入れ歯にもメリットは様々ありますが、全身の健康を守るためにも自費での入れ歯作製がおすすめです。

 

当院では、自費の入れ歯作製を院長が全て担当しており、患者様が一生涯しっかり噛むことができるよう、患者様の健康寿命を増進できるよう、強い想いを持って取り組んでおります。

 

「入れ歯が合わず悩んでいる」

「どのような入れ歯を作製してもらうべきかわからない」

とお悩みの方は、いしはた歯科クリニックへご相談ください。

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