出来る限り歯石がつかないようにする方法
公開日:2016/11/14
- カテゴリー:
- 予防・ケア
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇天で夜から雨になるようです。
先日は歯石をとるのは痛くないということについて書きましたが、今回はではどうすれば歯石が付きにくくなるのかについて書かせていただきます。
自宅でできる歯石が付かないようにする方法
1-1.デンタルフロスで歯と歯の汚れをしっかり落とす
口腔内に残った食べかすは、24時間でプラーク(歯垢)に変わり、48時間で歯石となってしまいます。
歯と歯の汚れをデンタルフロスなどで取り除く習慣がないと、食べかすが残って歯石になります。
1日1回はデンタルフロス等で歯と歯の間に挟まっている食べかすを掃除するようにしましょう。
1-2.歯石が付きにくい歯磨き粉を使う
歯の表面がざらついていると、歯の表面に歯垢が蓄積して歯石になります。
歯の表面がツルツルとコーティングされる歯磨き粉を使って歯を磨くことで、歯垢の蓄積を予防できます。
おすすめ商品:アパガードリナメル (オーラルケア)。
1-3.リステリンのターターコントロール
リステリンに歯石予防の商品があります。リステリンのみ使っても歯垢を落とせないため、歯磨きやデンタルフロスで掃除をした後に、仕上げとしてリステリンでうがいをしましょう。
2.歯石除去後のアフターケア
2-1.歯がしみやすい食事は避ける
歯石を除去した当日は、歯がしみやすいため、冷たい食事や熱い食事など、口腔内の温度と差がある食べ物は避けるようにしましょう。
歯がしみる症状は、数日後には落ち着きます。
2-2.歯磨きを優しく行う
歯石を除去した当日は、歯茎が傷ついているため、優しく歯を磨きましょう。
歯茎から出血がある場合でも、2日から3日経てば出血は収まり、綺麗な歯茎に戻ります。
2-3.歯石除去後はフッ素が効果的
歯石除去後は、歯の表面が綺麗な状態です。
その状態でフッ素を塗布することで、歯に吸収されやすくなり、虫歯を予防する効果があります。
上記に歯石をつきにくくする方法についてまとめました。
私見として歯石はつきやすい人とつきにくい人がおります。
こんなことを書くと上記したことが無になりそうですが5年ぶりに歯科を受診したというのに全く汚れのついていない方もいらっっしゃる一方で、一ヶ月起きにお掃除にいらしていて、歯磨きが出来ていないわけではないのにもう歯石がついてくる人もおります。
これにはある理由がありまして、明日この理由について述べたいと思います。
医療法人社団樹伸会
いしはた歯科クリニック
理事長 石幡一樹
KAZUKI.ISHIHATA