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医療法人社団樹伸会 いしはた歯科クリニック

アレルギーの出やすいパラジウム合金

公開日:2016/07/11

理事長 石幡 一樹
KAZUKI.ISHIHATA

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。

今回は保険治療で使われるパラジウム合金についてです。
保険はきくのですが、健康面を考えると本当にあまり良くない修復物です。

パラジウムは保健金属の主となる成分です。リンパ球幼若化テストという金属アレルギーを調べるテストでは、約5割以上の患者様に陽性反応が出ます。

ドイツでは、保健省が歯科業界に対して、以下の注意勧告を行っています。
「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しないでください」

全世界では、パラジウムフリーが当たり前になってきています。

ドイツなどの医療先進国では、パラジウム合金が人体に悪影響を与えることから、パラジウムフリーの利用が強く推奨されています。日本向けに作られた外国製の歯科金属の資料にも、「この金属はパラジウムは一切含まれていません」と記載されています。

保健が適用されており、歯の詰め物やかぶせ物として利用している「金銀パラジウム合金」という金属や水銀の含有量が50%以上のアマルガムなどの金属を外すだけで、症状が改善される患者様も多くいらっしゃいます。

身体に合わない金属を取り外すことで、多くの症状が改善しています。
「金属アレルギー」「金属アレルギー」「アトピー性皮膚炎」「掌せき膿胞症」「肩こり」「腰の痛み」「背中の痛み」「偏頭痛」「鼻づまり」「目の重み」「股関節の痛み」「足の痛み」「首筋のこり」「腹痛」「めまい」「冷え性」「不安感」「イライラ」など。

通院しても改善されない症状の原因が金属にあることは良くあります。
原因を認識できなければ、原因不明の症状と一生付き合うことになってしまいます。

健康な身体で過ごす一生と、原因不明な症状を抱えたまま過ごす一生、どちらがいいですか?

過去、虫歯治療をした人の中には、ほぼ「アマルガム」「金銀パラジウム合金」が入っています。
上記の2つの金属は、人体に悪影響を及ぼします。

あなたの口腔内は、健康な状態を維持できていますか?
不安な方は一度診察を受けましょう。

重金属を含む金属金銀パラジウム合金

保健が適用される金属として「金銀パラジウム合金」が認められたのは、戦後からです。「金銀パラジウム合金」は比較的安価な金属なため、日本の経済力に適した金属として保健が適用されました。
日本経済が発展すれば、「金銀パラジウム合金」から「金合金」を詰め物として適応することになっていましたが、現在も適応はされていません。

「金銀パラジウム合金」に含まれる成分
「金」「銀」「銅」「パラジウム」「亜鉛」「インジウム」「イリジウム」「すず」などの成分が含まれています。
上記の金属は、口腔内で腐ります。
長期的に体内へ吸収され、人体に悪影響が及びます。

金銀パラジウム合金が金属アレルギーを引き起こす可能性

詰め物やかぶせ物、入れ歯などには、予想以上に多くの金属が含まれています。
「歯医者さんが人体に悪いモノを使うわけがない」と、歯科医院を完全に信用して、歯科治療を受けられている患者様も多いでしょう。

金属アレルギーを起こしやすい代表的な金属には、以下の種類があります。
「水銀」「コバルト」「クロム」「ニッケル」「パラジウム」「アルミニウム」「亜鉛」「ロジウム」

しかし、残念なことに、保健が適用される詰め物やかぶせ物に多く使われています。
虫歯治療の経験がある人であれば、口の中に金属が入っています。

詰め物やかぶせ物をしている場合は、金属の危険性を理解して、改めて修復物を選択しましょう。

久喜の歯科・歯医者
いしはた歯科クリニック

院長 石幡一樹

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