久喜市 いしはた歯科クリニック|口の中のでっぱり 骨隆起の治療について

口の中のでっぱり 骨隆起の治療について

公開日:2017/09/02

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は朝までは雨が降っていたようですが、お昼過ぎからは台風一過で晴天になりました。

さて昨日は骨隆起がどういうものかについて書きましたが、今回のその治療についてです。
先日の記事・食いしばりで出来るでっぱりの骨「骨隆起」

骨隆起の治療が必要になる場合

骨隆起の治療は、骨が隆起している部分を取り除きます。
特に隆起に伴う痛みがない場合や、日常生活に支障がない場合、頬が傷つかない場合は、治療は不要です。
患部の痛みやひっかかり等で、日常生活に支障をきたす場合のみ、骨隆起除去手術を行います。

1.しゃべるのに支障が出る
骨隆起部分が大きくなると、声が聞き取りづらくなったり、会話がしにくくなったりする場合があります。
上記の場合は、骨が隆起している部分を取り除く手術を行います。

2.硬い食べ物が当たって傷つきやすい
食事のとき、骨隆起部分と食べ物が擦れ合い、痛みを感じる人もいます。
痛みを感じるだけでなく、口内炎になる人もいます。
骨隆起による口腔内トラブルで悩んでいる場合は、手術をして痛みや口内炎の原因元である骨隆起を除去します。

3.義歯を入れるのに支障をきたす
義歯を入れる時に骨隆起が邪魔で支障をきたすことがあります。
また、義歯を被せる部分に骨隆起が接触して、痛みを感じることもあります。
義歯を入れることが困難な場合は、骨隆起を除去するために手術をするケースもあります。

 

 

骨隆起の手術はどんなもの?

骨隆起の手術は、保険が適用されるため、患者様の金銭的負担が減ります。

患者の負担は約3割程度です。(約2,000円)痛みや違和感がある場合は、歯科医師に相談しましょう。
手術は短時間で終わりますので、入院をしなくて済みます。

手順としては、まず、局所麻酔をして、骨隆起部分の歯茎を切開します。切開することで、隆起部分の骨が露出するので、不要箇所を削ります。その後、縫合をして完了です。
骨隆起の除去手術は比較的簡単な手術ですので、患者様の不安もほぼありません。
麻酔が切れた後は、抜歯のように頭に響くような痛みを感じる場合もあります。

痛みは短期間で治りますので、処方された痛み止めを飲むことで解消できます。
ただし、縫い合わせ部分が完全にふさがるまでは1週間から2週間くらいかかります。

骨隆起の手術後のケア
歯に過度な負担がかかることで骨が隆起しているのであれば、手術で骨隆起を除去したとしても、再発の可能性があります。
骨隆起を再発させないためにも、アフターケアが大事です。

歯の食いしばりを意識する
無意識的に食いしばりをしている人は意外と多いです。
食いしばりの癖があると、歯に過度な負担がかかり、骨が隆起してしまう可能性があります。
日常的に食いしばりをしていないか意識をして、できるだけ食いしばりをしないように意識することで、骨隆起の再発を予防できます。

就寝時にマウスピースを装着する

就寝時に歯ぎしりの癖がある人も、歯に負担がかかっています。歯ぎしりをする癖がある人は、マウスピースをはめて歯にかかる負担を軽減しましょう。
マウスピースは歯科医院で作成できます。
マウスピースをはめることで、歯と歯の接触を防ぐことができ、圧力も分散できるので、骨隆起の予防につながります。

また、歯ぎしりは骨隆起の原因になるだけではなく、歯の表面にあるエナメル質を削る原因にもなります。
エナメル質が削れると虫歯になり、細菌がエナメル質の内側にある象牙質に入り込むため、虫歯の進行速度も速くなります。
虫歯を予防するためにも、歯ぎしりの癖は治しましょう。

まくらの高さを低くする
枕の位置が高すぎると、就寝時に顎を引いた状態になります。顎が引かれていると自然と歯を噛みしめる姿勢になるため、骨が隆起しやすくなります。
枕の高さがきちんと合っているかを確認して、高すぎる場合は低めの枕に買い換えましょう。
適切なまくらの高さは、寝ている姿勢と立っている姿勢で顎の高さが同じ位置になっているかどうかです。
顎が引いた状態では、枕が高すぎると判断できます。逆に顎が上がっている状態では、枕が低すぎると判断できます。

 

石幡かずき先生

まとめ

骨を削る手術をするとなると、恐怖を覚えるかもしれません。
しかし骨隆起の手術は、手術内容や手術時間を見ても、抜歯とほぼ同じです。
骨隆起自体は身体に悪影響を与える存在ではなく、痛みもありません。
ですが、骨隆起部分と食べ物や義歯が擦れ合って痛みを感じたり口内炎になったりすることがあります。
骨隆起があることで日常生活に不具合が生じる場合は、手術が推奨されます。
骨隆起で不便や痛みを感じている方は、歯科医師に相談してみましょう。

また、骨隆起以外にも、口腔内に硬いコブのようなでっぱりができることもあります。
症状の中には、身体に悪影響を及ぼすものもありますので、できるだけ早く診察を受けて、治療を開始しましょう。
「骨隆起だから問題ない」と自分で決めつけるのではなく、まずは歯科医院で診察を受けてみましょう。

 

医療法人社団樹伸会
いしはた歯科クリニック
理事長 石幡一樹

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