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医療法人社団樹伸会 いしはた歯科クリニック

20代〜40代で総入れ歯の女性はいる?若い方におすすめの入れ歯とは

公開日:2022/12/21

理事長 石幡 一樹
KAZUKI.ISHIHATA

「まだ20代なのにこのままだと総入れ歯になりそうで恥ずかしい」

「30・40代でも総入れ歯を使っている人はいる?」

 

若くして歯を失ってしまった女性のなかには、上記のようなお悩みを抱えていたり、落ち込んでしまったりしている方もいるでしょう。

 

このような方々にまずお伝えしたいのが、20〜40代で総入れ歯を使われている女性はあなたの他にもいらっしゃるという点です。

 

また、入れ歯をすることに年齢は関係ありません。

 

年齢を理由に恥ずかしく思う必要はないのです。

 

これから大事なのは、歯を抜いたままにせず適切な治療を受けることです。

 

今回の記事では、若くして歯を失ってしまった女性のよくある悩みや歯を失った原因、若い女性にはどのような入れ歯がおすすめかを解説しています。

 

加えて、若い女性が入れ歯を選ぶ際に大切な考え方や、インプラント治療と比較した入れ歯治療のメリット・デメリットも解説しています。

 

この記事を読むことで、悩んでいる人はあなただけではない点や、どのような治療を選ぶべきか考え方について学べるでしょう。

 

若くして歯を失い悩んでいる女性は、ぜひ参考にしてみてください。

 

1.歯を失ってしまった若い女性によくある悩み

SNSやYahoo!知恵袋などで調査した結果、下記のようなお悩みを抱えている方が多くいらっしゃいました。

ここでは、一部をピックアップしてご紹介します。

 

・歯がボロボロになってしまって恥ずかしい

・まだ40代なのに入れ歯をしなければならない現実が受け入れられない

・若いのに入れ歯になってしまい、これから恋愛で問題が生じないか不安

・入れ歯をしていることは、誰にもバレたくない

・周りに入れ歯とバレるのが怖くて笑顔や会話に自信が持てない

・まだ若いのに歯がボロボロで歯医者さんに怒られそうで怖い

 

このように、歯を失ってしまったことでさまざまなお悩みを抱えられている方が多くいらっしゃいます。

 

なかには、人生の終わりを連想してしまうような辛い気持ちを発言されていた方も。

 

上記のようなお悩みを抱えている方にまずお伝えしたいこととして、「若くして歯を失う=人生の終わり」ではない点です。

 

次からより深掘りして解説していきます。

 

2.20代〜40代の若い女性でも入れ歯をしている方はいる

若い女性で入れ歯治療が必要となった方のなかには、「この年で入れ歯をしているのは私だけではないか」と不安になったり憂鬱になったりされる方も多いでしょう。

 

結論、20代・30代・40代の若い女性でも、入れ歯をしている方はいます。

 

決して多くはないものの、一定数さまざまな理由から入れ歯をしている若い女性がいるのです。

 

3.若くして歯を失う原因

若くして歯を失ってしまう原因は、人によってさまざまです。

 

女性の場合、妊娠や出産でホルモンバランスが変わり、人によっては口内トラブルが発生しやすくなることも原因の一つとなっています。

 

今回はこの点以外で、若くして歯を失ってしまうよくある原因について、下記4つを解説します。

 

3-1.重度の歯周病にかかったため

歯周病が重度に進行するまで気付かず、気付いたときにはもう歯を抜かなければならない状態だったというケースも少なくありません。

 

歯周病は進行するにあたって目立った自覚症状が出にくいので、自分では歯周病の治療が必要な状態だと気付くことが難しいのです。

 

また、歯周病のなかでも「侵襲性歯周炎」にかかっていると、歯をすべて抜かなければならなくなるリスクが上がります。

 

侵襲性歯周炎とは、若年性歯周炎とも呼ばれており、比較的若いうちに発症して急速に症状が進行するという特徴をもった歯周病です。

 

この侵襲性歯周炎は、特に早期診断・治療ができていないと歯を失うリスクが高まってしまいます。

 

 

3-2.神経にまで達した虫歯があったため

 

虫歯が神経にまで達し治療をしても歯を残すことが難しい場合、抜歯をするケースがあります。

 

永久歯の虫歯は、神経に達するまで痛みが出にくく気付きにくいことも多いため、痛みが出る頃には手遅れの状態も多いのです。

 

3-3.転倒や事故により歯を破損したため

 

不運なことに交通事故に巻き込まれたり、受け身を取れず顔から転倒してしまったりして、歯が破損してしまう方もいます。

 

歯の破損具合にもより、必要に応じて抜歯をしなければならない場合もあるのです。

 

3-4.歯医者に嫌な思い出があり通院習慣がないため

 

「歯科医師から怒られたことがあり、歯医者に行きにくくなった」

 

「歯医者で傷つくことを言われた」

 

残念ながらこのような経験をされて、歯医者に通院する習慣を持てず、結果歯がボロボロになってしまったという方もいます。

 

4.若い女性向け・入れ歯選びで大切な考え方

 

20代や30代、40代の若い女性で入れ歯を選ぶ必要性が出てきたときに大切な考え方としては、選んだ入れ歯が単純に失った歯を補う以外の悩みも解決できるかチェックすることです。

 

若い女性によくある入れ歯のお悩みとして、「周りに入れ歯をしていることがバレたくない」という審美面の問題が挙げられます。

 

また、審美面はもちろんのこと、「噛み心地が良い」「長く使える」「痛くない」などの機能的な面でも希望はあるでしょう。

 

費用を抑えて、単純に失った歯を補うためだけに入れ歯を作るのであれば、保険適用の入れ歯で十分かもしれません。

 

しかし、審美性や機能性でもお悩みや希望があるようであれば、圧倒的に自費で作成できる入れ歯のほうがおすすめです。

 

理由は、保険適用の入れ歯は作成して数年で作り直しになるケースが多かったり、審美面や機能面でお悩みを抱えられる患者さんが多かったりするためです。

 

詳しくは当院の「保険の入れ歯で本当に十分?選び方や自費が良い理由も解説」という記事で解説しているので、詳細が気になるという方はぜひご確認ください。

 

5.若い女性におすすめ・総入れ歯の種類

 

おすすめの総入れ歯は、コーヌス義歯です。

 

コーヌス義歯は茶筒のふたが外れにくい仕組みを利用した入れ歯です。

 

入れ歯が外れにくく安定しているのでしっかり噛め、金属の留め具もないため審美性の高い入れ歯となっています。

 

当院では、入れ歯治療で自費診療のコーヌス義歯をおすすめすることが多いです。

 

ただし、コーヌス義歯は土台となる歯もしくはインプラントが必須です。

 

土台となる歯がない場合は、インプラントを支柱として入れ歯をはめるインプラントオーバーデンチャーも症例によっては対応しています。

 

 

「土台となる歯がない」「インプラントを入れることに抵抗がある」

 

という方は、金属床義歯がおすすめです。

 

厚みが保険適用の入れ歯と比較し3分の1も薄くなっており、装着時の違和感が少なく、食事の際に食べ物の温度を感じることができるメリットがあります。

 

 

6.インプラント治療と比較した入れ歯治療のメリット・デメリット

 

歯を失った際に入れ歯治療と同程度で検討されることの多いインプラント治療。

 

入れ歯治療とインプラント治療を比較した際に、入れ歯治療にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

 

下記にインプラント治療と比較した入れ歯治療の代表的なメリット・デメリットを解説します。

 

インプラント治療と入れ歯治療で迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

6-1.メリット1:外科手術が必要ない

 

インプラント治療では、外科手術が必要です。

 

具体的な手術内容を簡単に説明すると、まず歯茎を切開し顎の骨に穴を開けます。

 

顎の骨に穴を開けたら、インプラント体を埋め込みアバットメント(人工歯とインプラント体つなぎ合わせる物)と人工歯をつけて手術が完了します。

 

外科手術では体に少なからず負担がかかってしまうため、持病があり薬を飲んでいる方や妊婦さんはインプラント治療ができない可能性もあるのです。

 

一方、入れ歯治療の場合はこの外科手術が必要ありません。

 

そのため、持病や妊婦であることからインプラント治療が受けられない方にもおすすめの治療です。

 

6-2.メリット2:お手入れが楽

 

インプラント治療は、天然の歯と同じように歯磨きでセルフケア・お手入れができます。

 

一方入れ歯は、専用の洗浄剤を用いてお手入れが可能です。

 

一見インプラント治療のほうが今までと変わらず楽に思えるものの、歯を失った原因が歯周病や虫歯だった場合、歯磨きでのお手入れのほうが難しい可能性もあります。

 

入れ歯は専用の洗浄液を使うことで、簡単にきれいな状態を保てるため、人によっては入れ歯のほうがお手入れが楽に感じるでしょう。

 

6-3.メリット3:インプラント治療より費用を抑えられる

 

すべての歯をインプラント治療で補う場合(All on 4)、費用の相場はおよそ4,000,000円〜5,000,000円前後です。

 

一方、総入れ歯で補う場合は30万円〜50万円前後で治療ができます(入れ歯の種類により相場が異なります)。

 

このようにインプラント治療より入れ歯のほうが、費用を抑えて治療が受けられるのです。

 

 

6-4.デメリット1:審美性に劣る場合がある

 

入れ歯の種類によっては、金属を用いて作られている入れ歯もあるため、特に部分入れ歯ではインプラント治療と比べると審美性に劣る場合があります。

 

部分入れ歯治療を希望していて審美性も損ないたくない場合は、金属を使用していないノンクラスプデンチャーがおすすめです。

 

6-5.デメリット2:噛み心地はインプラントのほうが良い

 

入れ歯全般とインプラントを比較した場合、噛み心地はインプラントのほうが自然でしょう。

 

ただ、選ぶ入れ歯の種類によっては噛み心地が良いものもあります。

 

自費の入れ歯であれば、保険適用で作る入れ歯より噛み心地が良いものも多くあるため、噛み心地も重視するのであれば、インプラントだけでなく自費の入れ歯もおすすめです。

 

 

7.まとめ

 

20代・30代・40代で若くして総入れ歯を使っている女性は一定数います。

 

決してあなただけではありません。

 

 

また、年齢に入れ歯は関係ないです。

 

若いのに入れ歯を使用しているのを恥ずかしく思う必要はありません。

 

 

使用する総入れ歯によっては、歯がボロボロの状態より快適に日常を過ごせるものもあるでしょう。

 

 

ただ単に失った歯を補うためだけで入れ歯を選ぶのではなく、ご自身が快適に日常を過ごせるかも重視して選びましょう。

 

その際にインプラント治療と比較して、入れ歯を選んでみても良いかもしれません。

 

当院では、インプラント治療・入れ歯治療どちらも対応しています。

 

入れ歯治療においては、特に力を入れて診療にあたっており、患者様が一生涯しっかり噛むことができるよう、患者様の健康寿命を増進できるよう、強い想いを持って取り組んでおります。

 

「若くして歯を失った場合の治療方法の選び方がわからない」

 

「若い女性ではどのような総入れ歯を選べば良いのか」

 

このような疑問や不安は、お気軽にいしはた歯科クリニックへご相談ください。

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