入れ歯を作り直したい場合の費用や期間は?合わない際の対処法も解説
公開日:2023/01/10
「入れ歯を作り直したい場合、費用や期間はどのくらいかかる?」
「入れ歯を作り直したいけど、そもそも入れ歯の寿命ってどのくらい?」
入れ歯が壊れてしまったり、入れ歯が合わないと感じていたりする方のなかには、このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
入れ歯を作り直す場合費用がかかることはもちろん、その費用や期間は入れ歯の種類によって異なります。
また、保険適用の入れ歯を作り直しするには、6ヶ月以上は期間を空ける制限があるため注意しましょう。
この記事では、入れ歯の種類別に作り直しをする場合の費用や期間を解説しており、入れ歯の寿命や入れ歯が合わず作り直したい方に向けて対処法も紹介しています。
この記事を読むと、ご自身の入れ歯を作り直す場合、どれくらい費用や期間がかかるのか、入れ歯が合わず作り直したい場合の対処法も学べるでしょう。
「入れ歯が合わず作り直したい」と考えている方、入れ歯が壊れたり紛失したりして作り直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.保険適用入れ歯を作り直す場合の費用と期間
保険適用の入れ歯を使用していて作り直しを希望される場合、基本的に最初に入れ歯を作ったときと同じくらいの費用がかかります。
具体的には次のとおりです。
1-1.部分入れ歯の場合
保険適用で作る部分入れ歯の費用相場は、10,000円程度です(3割負担の場合)。
部分入れ歯は大きさによって大きく費用が異なります。
保険適用の部分入れ歯を作り直す場合にかかる期間は、2週間〜1ヶ月程度です。
1-2.総入れ歯の場合
保険適用で作る総入れ歯の費用相場は、10,000円程度です(3割負担の場合)。
保険適用の総入れ歯を作り直す場合にかかる期間は、部分入れ歯と同様で2週間〜1ヶ月程度です。
作製完了後も微調整をおこない、徐々に違和感の少ない入れ歯に仕上がっていきます。
2.【要注意】保険入れ歯は作り直し期間に制限あり
保険の入れ歯を作り直したいとお考えの方は、事前に把握しておかねばならないことがあります。
それは、あらためて保険適用で入れ歯を作り直したい場合、今使っている入れ歯を作ってから6ヶ月経過している必要があるという点です。
しかし、下記に当てはまる場合は新しく入れ歯の作り直しができます。
事前に確認しておきましょう。
・入れ歯が壊れてしまった場合
・入れ歯を作ったあとに抜歯をして、補う失った歯が増えてしまった場合
・6ヶ月以内に下の入れ歯を作製し、新たに上の入れ歯を作りたい場合
・自費診療で入れ歯を作りたい場合
3.調整は6ヶ月以内でも保険入れ歯の治療可能
6ヶ月以内に作製された入れ歯で「保険の入れ歯が合わず作り直したい」と考えている方は、調整で問題が解消されるか確認してみましょう。
調整とは、入れ歯を削って痛みをとる治療や入れ歯の噛み合わせを調整することです。
これらの調整は、保険適用の3割負担でおよそ2,000円〜5,000円くらいで対応してもらうことが可能です。
もしこの調整で問題や悩みが解消されない場合、このあとに紹介している「入れ歯が合わない・作り直したい方へ対処法を紹介」の項目を参考にしてみてください。
4.自費の入れ歯を作り直す場合の費用と期間
自費診療の入れ歯を作り直す場合は、どの種類の入れ歯で作り直すかにより費用が異なります。
次に全般的な自費の入れ歯を作り直す際の費用相場を目安としてご紹介します。
具体的な種類ごとに費用を知りたいという方は、当院ホームページ「部分入れ歯の種類や費用は?保険適用で目立たないものはある?」で具体的に紹介しておりますので、参考にしてみてください。
4-1.部分入れ歯の場合
自費診療で作る部分入れ歯の費用相場は、150,000円〜500,000円前後です。
この費用相場はあくまでも目安であり、入れ歯の大きさやどのような素材で入れ歯を作るかによっても、費用が大きく異なりますので注意しましょう。
自費の入れ歯は、患者様の口内に合わせてオーダーメイドで作るので、部分入れ歯でも1,000,000円以上かかるケースも少なくありません。
自費で部分入れ歯を作り直す場合にかかる期間は、およそ2~3ヶ月程度です。
4-2.総入れ歯の場合
自費診療で作る総入れ歯の費用相場は、200,000円〜2,000,000円前後です。
部分入れ歯と同様で、入れ歯の大きさやどのような素材で入れ歯を作るかによっても費用が大きく異なります。
自費で総入れ歯を作り直す場合にかかる期間は、およそ2~6ヶ月程度です。
5.入れ歯が合わない・作り直したい方へ対処法を紹介
「入れ歯を何度調整してもらっても合わないので作り直したい」
「今使っている入れ歯が自分に合っていないので一から作り直したい」
「保険で入れ歯を半年以内に作製した。ただ、合わないので作り直したい」
このようなお悩みを抱えている方に向けて、下記二つの対処法をご紹介いたします。
5-1.保険の入れ歯を使用中であれば自費の入れ歯を検討
保険適用の入れ歯を使用中で「入れ歯が合わない・作り直したい」と考えている方は、自費の入れ歯を検討してみてもいいかもしれません。
理由として、保険適用の入れ歯は材料や作り方に制限があるため、患者様の口内に最適な入れ歯を作りにくいからです。
入れ歯の材料や作り方は、患者様の口内状態に合わせて最適なものが異なります。
材料や作り方に制限がある保険適用の入れ歯は、「噛めない」「噛むときに痛みが出る」などのトラブルが生じやすいのです。
一方、自費で作る入れ歯は患者様の口内に合わせてオーダーメイドで作製できるため、保険適用の入れ歯で出た不具合を解消できる可能性が高いです。
さらに詳しく自費で作製する入れ歯のメリットを知りたいという方は、当院ホームページ「保険の入れ歯で本当に十分?選び方や自費が良い理由も解説」で具体的に紹介しておりますので、参考にしてみてください。
5-2.セカンドオピニオンを検討
自費の入れ歯をしていて「合わない・作り直したい」と考えている方は、セカンドオピニオンを検討してみてもいいかもしれません。
その理由の一つに歯科医師によって得意な診療科目が異なり、今治療をしてもらっている歯科医院が必ずしも入れ歯治療に最適な歯科医院とは限らないからです。
また、同じ入れ歯治療に精通している歯科医師でも、人によって経験や技術・見解は異なるため、一度セカンドオピニオンも視野に入れて歯科医院を探してみるのもありでしょう。
6.いしはた歯科クリニックが入れ歯治療で大切にしていること
いしはた歯科クリニックは、入れ歯治療に力を入れており、自費の入れ歯治療では経験豊富な院長が担当をしています。
次に当院が入れ歯治療で大切にしている考え方を二つピックアップしてご紹介いたします。
この記事で紹介する内容以外にも大切にしていることがあるため、当院の取り組みについて詳しく知りたいという方は、当院ホームページの「入れ歯について」のページをご確認ください。
6-1.患者様に合わせてベストな治療を提案
当院では、歯科医師の見解を患者様に押し付けるのではなく、患者様の要望をお伺いしベストな治療について一緒に考えていくことを大切にしています。
理由として、どのような治療法が良いかは、患者様の望んでいることや状態によって大きく異なるからです。
そのため、当院ではまず患者様の要望をしっかりお伺いし、口腔状態もしっかりと見極め、最適な治療法についてご提案いたします。
その治療法の提案時には、今の患者様の状態や提案した治療法の特徴、費用・他の治療法との違いなども詳しく説明します。
そのうえで満足いただけない点があれば、あらためてヒアリングし改善策をご提案。
納得のいく治療がおこなえるようにしているのです。
6-2.口内だけでなく全身の健康状態を考えた入れ歯治療
当院では、口内の健康状態だけでなく、全身の健康状態について考慮した入れ歯治療を大切にしています。
なぜなら、しっかり噛むという行為ができないと、長い目線で考えた際に将来全身の健康状態に悪影響を及ぼすリスクがあるためです。
そのため、入れ歯の素材にこだわり使いやすさも重視し、一生涯噛むことに困らない治療を目指しています。
入れ歯治療に精通している歯科医院をお探しの際は、久喜市にある「いしはた歯科クリニック」へお気軽にご相談ください。
7.まとめ
保険適用の入れ歯も、自費診療で作る入れ歯も作り直しの際は費用がかかります。
その費用や作製にかかる期間は入れ歯の種類によって異なり、保険の入れ歯は作製後半年以上経過していないと保険適用で作り直しができません。
「保険で作った入れ歯を作り直したい」
「何度調整しても入れ歯が合わない」
このようなお悩みをお持ちの方は、一度自費診療で作る入れ歯かセカンドオピニオンを検討してみましょう。
久喜市にある「いしはた歯科クリニック」では、入れ歯治療に力を入れて対応しており、自費の入れ歯治療では経験豊富な院長が治療を担当しています。
入れ歯治療で歯科医院をお探しの際は、久喜市にあるいしはた歯科クリニックへお気軽にお問い合わせください。
KAZUKI.ISHIHATA